六本木ミッドタウンでおこなわれた数々のショーには海外からの関係者も多数来日、コレクションも充実の内容で、盛況のうちに幕を閉じました。
さて、そこから新たに見えてきた次回の課題は何でしょうか?
今回のファッションウイークについて、参加デザイナーたちの団体である東京ファッションデザイナーズ協議会(CFD)の野田毅議長は「我々の当面の課題は、パリ・ミラノとは異なる特性だ」と語る。「もし東京がアジアの中心としての地位を固められるなら、世界からの注目は自然と高まってくる」
フランス人ジャーナリストのシルヴィ・メゾナーヴ(Sylvie Maysonnave)さんは、「若いクリエーターたちが東京の街を体現しながら作品を作っていると感じた」という。イタリアから訪れたソフィー・ルチエ・デウルフ(Sophie-Lucie Dewulf)さんは「ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)やコムデギャルソン(COMME des GARCONS)、イッセイミヤケ(ISSEY MIYAKE)のことは知っていたけど、日本には面白い若手デザイナーがいっぱいいるのね。ヨーロッパでもいけると思うわ」と語る。その一方で、「東京は面白い都市なのに、JFWには『ファッションらしい』雰囲気が欠けている。もっと街全体をまきこんだイベントを企画してみては?」と提案した。
東京ファッションウイークは徐々に注目を集めつつあるようだ。だが、フランスから来たあるジャーナリストがこんな質問をしていた。「パリやミラノのショーで最前列にいる日本のジャーナリストたちを、東京ではなんであまり見かけないのか」。世界に発信するためには、まず日本のメディアの意識改革も必要なのではないか。(afpbb)
開催期間中、職場の同僚何人かに質問してみました。
私 : 「TFWやってるね」
同僚 : 「何それ??」
これが現実。
日本開催の文化事業というのは、なぜか海外メディアに対して発信力が弱い。
これは国内の盛り上がりがイマイチだからというのが最大の理由でしょう。
以前、東京国際映画祭の運営事務局で少し働いてていたことがあるのですが
そのときも同様のことを身に染みて感じた経験があります。
イベントとして体裁を作ることは比較的得意なのですが
全体を巻き込んでいくほどではないのです。
課題は2つ。
一つは、日本の大きなイベントとして取り上げるということ。
お隣、韓国は映画産業を国策の一つとして決め
あらゆる面での支援を惜しまずに成長させてきました。
それにより、今や韓国映画は立派な海外輸出品となっており
ハリウッドリメイクが多数おこなわれるほどになっています。
最近、マンガ・アニメを国が重要産業としてようやく認知し
いろいろなイベントなどを開催するようになりました。
高城剛氏の本にこんなことが書いてありました。
「自然資源の乏しい国として生き残るためには、コンテンツ輸出国となるべきだ」
全くその通り。
日本は国をあげて文化事業を支援すべきだと思います。
もう一つは記事でも触れられている通り、メディアの意識改革です。
海外ブランド礼賛の雰囲気ではなく、もっと国内にも目を向けるべきではないでしょうか。
確かに、クオリティの面で一日の長が欧米にあることは否めません。
しかし、そう言って国内を盛り上げなければ、いつまで経っても
ドメスティックブランドが世界の舞台に上がっていくことは難しいでしょう。
そのためにも、日本のコレクションを権威付けるような発信を
積極的におこなって欲しいと思います。
海外で活躍する日本人デザイナーたちは
日本に舞台が無いから日本を飛び出しました。
あまりにももったいない。
日本が嫌いな日本人デザイナーはあまりいないと思います。
コレクションとマーケットさえあればなのです。
TFWは年々スケールアップし、充実してきています。
海外からの来日も確実に増えてきているとのこと。
次回に大いに期待です。
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